グループディスカッションとは

グループディスカッションとは面接官が提示する1つの答えがないテーマに対して、複数の学生が話しあい、それで出た結果を発表したり、各々の意見を発表する方式です。GDで求められることは
  • コミュニケーション能力
  • 協調性
  • 集団の中で発言ができるか
  • 管理能力
この辺りだと思います。しかし、いくらこれができてるとしても、他のメンバーによってGDの流れが違ってきてしまうので上記の能力が十分に発揮できるとは限りません。これがGDの難しいところで、運が左右する部分でもあります。進め方としては、
  • テーマの定義を決める
  • 全員に確認をとりながら進める
  • 理由づけをした結果を出す
といった感じです。テーマが「コミュニケーションとは?」ならば、何をもってコミュニケーションなのかを決めてください。それで出来上がったことが定義です(例えば、お互いの言動を理解する、お互いに自分の言動を伝えられる等)。これがないとまとまりのないGDになってしまうので、絶対にしてください。これをした上で議論を進め、最終的に結果を出して下さい。

そして、先ほど言いましたが、GDメンバーにはいろいろな人がいます。下記にカテゴリ分けしてみました。
  • リーダータイプ
  • 状況判断タイプ
  • 無言タイプ
  • 同意タイプ
  • 破壊タイプ
リーダータイプはその場を仕切るタイプです。「ここで、確認ですが~」、「その意見をまとめると、つまり~」と、全体をまとめ、議論を進めます。メンバーの話を積極的に聞き雰囲気を良くしてくれるので、本当に当てはまる人がやると始めから終わりまでうまくいきます。

状況判断タイプはタイムキーパーのように、話のきりが良いところを見極め残り時間を宣告したり、しゃべってない人に話をふるタイプです。

無言タイプはその名のとおり何もしゃべらない人です。状況判断タイプの格好の的なので、このタイプに属する方は改善すべきです。

同意タイプは他の人の意見を受け入れ、それに自分の意見を混ぜて話すタイプの人です。多くの学生がこれに属すると思います。

破壊タイプはGD全体の進行を妨げる人のことです。例えば、何分も自分の意見を述べ、時間を無駄遣いする人。人の意見を否定しまくる人(多少否定してそれが説明できるならばOK、むしろ評価アップ)。多数決にしようとか言う人。正直、このタイプの人にあたってしまったら運が悪いとしか言いようがありません。

以上でタイプの説明は終わりですが、自分のやりやすいように発言することが1番良いです。とりあえず、グループ活動になれていない方は、これでイメージをつかんでみてください。参考になれば嬉しいです。

最後にコツですが、議論が変な方向に進みそうだったり、関係ない話になりそうな時は、その時点で軌道修正する発言をしてください。ここぞと言う時に筋の通った発言が重要なのです。これさえできていれば、全体的に言葉数が少なくても選考は通りやすいです。また、GD前に自分がどんな役割をするか決める場合もあるので、自分がどれに向いているか参考にしてみてください。役割はだいたい、リーダー、書記、タイムキーパー、その他は役割なしといった感じです。

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